2024.10.28秋の味覚ぎんなん
栄養成分豊かないちょうの種子
ぎんなんはいちょうの種子。熟して落ちた果実から果肉をのぞき、種実を洗って乾かしたもの。
ビタミンB1やビタミンEなどを含み、木の実のなかではビタミンCとカリウムが多いのが特徴。また、漢方では咳止めの薬として使用されているそうです。
おいしく食べられるのは10月から11月頃に出回る翡翠
色の新物。振った時に音がするものは、中の実が縮んでしまっている可能性があるので避けましょう。
おいしいからといって食べすぎは禁物
ぎんなんにはメチルピリドキシンという中毒成分が含まれ、食べすぎると下痢や鼻血などの中毒症状をおこすことがあります。
日本中毒情報センターによると、子供では7個~150個、大人は40~300個が危険量の可能性があるとのこと。
あくまで旬の味として数個楽しむ程度におさえておいたほうがよさそうですね。