2020.10.23がん治療最新ニュース
現在の標準的ながん治療は、手術と放射線治療、抗がん剤を組みあわせるが、いずれの手法もがん細胞だけでなく正常細胞も切除したり焼いてしまったりする課題があったが先月、特殊な光を当ててピンポイントでがん細胞をたたく「がん光免疫治療法」の新薬が発表され、厚生労働省から製造販売承認を取得、臨床試験に参加した専門家によると、治療効果が高く正常な組織にはほとんど影響がないという治療だそうです。
薬剤を点滴で投与し翌日特殊な光を当てる。
「がん細胞だけを精密に攻撃する誘導ミサイル」
と表現されるようで、今回の新薬は特定の波長の光(近赤外線)を受けた時だけ強いエネルギーを発する物質を、既存の抗体薬と組み合わせた。爆弾を載せたミサイルのようで、光をあてるまでは「爆破スイッチ」が押されない仕組みのようで、光を照射しても正常細胞はほとんど影響を受けないという。
革新的な治療法として期待され、厚労省は11月にも保険適用を決め薬価を定める。
その名も「アキャルックス」、、、耳にすーっと入ってきませんが二人に一人はがんにかかる時代、がんのリスクが高いと感じている者としては今後が気になるニュースでした。