2018.08.11「生産体制は問題なし」でも、猛暑でスポドリ売り切れ報告多数
各所で40度以上の気温を記録するなど、日本全国で過酷な猛暑となっている今年の夏。総務省消防庁の発表によると、7月16~22日の1週間に熱中症で病院に搬送されたのは過去最高の2万2647人、そのうち65人が死亡したという。
気象庁も今年の猛暑について「命の危険がある暑さ」と発表しているが、熱中症対策が必須であることは言うまでもない。その第一歩となるのが、水分と塩分の補給となるわけだが、Twitterではスポーツドリンクの品薄を報告する投稿が目立っている。
“自販機のスポーツドリンクが売り切れまくってる”
“近所の西友で、アクエリアス完売!まさかの!”
“アクエリアス品切れ、塩飴も売り切れ。胡瓜とスイカに塩をかけて食うしかないな。”
“近所のドラッグストアーでは、経口補水液が品切れてた。調剤薬局で二本買えたけど、やっぱりよく売れてるのねー”
“スーパー2軒回ったけど、どちらも ポカリもアクエリも品切れとのこと コンビニならあるかな”
“スーパーでアクエエリもポカリもソルティライチも猛暑のため品切れ中ってなっててびっくり。ちな500mlの話。2Lのでかいのはまだあった”
など、アクエリアス、ポカリスエット、経口補水液OS-1、ソルティライチなどのスポーツドリンクが、一部の店舗で品切れになっているケースも多いようだ。
日本コカ・コーラは、アクエリアスを冷凍させている「アクエリアス冷凍ペット490ml」については7月21日から販売を一時休止することを発表。しかし、通常のアクエリアスについては、生産体制に問題はないとのことだ。
ちなみに、大塚製薬の公式通販サイトでも7月24日の時点でペットボトルタイプのポカリスエットは全商品入荷待ちの状態となっているが、大塚製薬の発表によると平成30年7月豪雨の影響で物流の確保が十分ではないことが理由だという。
いずれにしろ、記録的な猛暑のせいでスポーツドリンクへの需要が急激に高まっているのは事実。生産体制は万全でも、想像以上に売れて店舗での入荷が間に合わないといった事象は十分に起こりうるだろう。そういった場合でも対応できるように、日頃から少しずつでも水分と塩分の補給を心がけておいたほうがよさそうだ。